JAS機械等級区分構造用製材
球磨杉 J ポスト & Jビーム
ドライングセット併用中温域乾燥法を用いた杉芯持ちKD構造用製材
JAS機械等級区分構造用製材規格にて供給
製品概要
- ドライングセット併用の中温域乾燥法を用いた杉芯持ちKD構造用製材
- JAS機械等級区分構造用製材規格:E70以上・SD20以下を基本性能として品質保証供給
梁背240以上の平角材はSSD球磨杉Jビームにて対応いたします。
製品特徴
- 中温域乾燥にて細胞破壊•強度劣化•内部割れ発生等を抑制
- ドライングセットにて中温域乾燥ながら干割れを抑制
- 乾燥時エネルギーを木屑だきボイラーにて場内発生端材:バイオマスを活用し、コスト軽減とともに圧倒的低炭素製法で製造される
- JAS規格選別材ながらも、一般KD材と遜色ない価格での提供を実現
- 正角材において、E-90以上の高強度部材を選別し、球磨杉Jポストストロングと称して供給
球磨杉J ポストの乾燥法
蒸気式乾燥設備を用いて、ドライングセット併用の中温域乾燥を採用し、高温による細胞破壊・強度劣化・中割れ(通称みかん割れ)・変色等の抑制を行っています。尚、干割れの発生はドライングセットにより抑制を行っていますが、最終選別時にJAS目視等級に定める規定以上の割れが発生する材は除外します。
木屑炊きボイラを設置して、乾燥時のエネルギーを化石燃料から再生可能バイオマスに転換し、エコロジーとコスト軽減に努めています。
球磨杉J ポストの強度性能
右の表は、スギ正角材における過去のグレーディングデーター(2008年10月〜12月:総数1,879本)を取り纏めた物です。見てお判りのように大半(90%以上)がE-70以上の強度を示しており、建築基準法で定める構造用製材ボーダーラインのE-50は8%以下でしかありません。これは、球磨地域のスギ材が九州産材ながらも比較的高い強度性能を持つことに由来しています。この事が強度基準をE-70以上に定めても、高い歩留まりを確保して現実的価格での提供を可能にしている要因です。
球磨杉J ストロングポストの御提供
上記の球磨杉 J ポストの強度性能を背景として、E-90以上の部材を選別し、ストロングポストと称して提供します。選別作業に掛かる経費や歩留まり率等で価格は上昇しますが、ヒノキ柱角の実勢価格と比べれば相当安価に納まります。ヒノキの強度帯の部材をスギの価格帯で調達出来る事は、建物のコストパフォーマンスを確保する意味において非常に有意であると考えます。
JAS規格制度に基づく選別材ながら、上記のように高い歩留まり率が見込める事と、バイオマス燃料の採用などにより、一般KD材と遜色ない価格での御提供が可能になりました。詳細に関しては右の問い合わせフォームからご連絡ください。
SSD商品群
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