プレスリリース:球磨杉のJAS機械等級区分製材 品質保証供給事業 「球磨杉Jポスト・Jビーム」供給開始と記念講演会開催のお知らせ
2014.10.05
プレスリリース カテゴリー:[新商品発表]
2014年10月6日発信
報道関係者各位
球磨杉のJAS機械等級区分製材品質保証供給事業
「球磨杉Jポスト・Jビーム」供給開始と記念講演会開催のお知らせ
国産品質保証木材の普及促進をはかる国産材品質表示推進協議会:SSDプロジェクト(大阪市浪速区 会長:中村暢秀)は、熊本県上球磨地域を産地とする球磨杉に「Jポスト(柱材)」「Jビーム(梁桁材)」と名付け、日本農林規格(JAS)機械等級区分製材認証制度に即した品質保証供給事業を、今秋より開始します。
当協議会は、これまで希少であった国産JAS機械等級区分製材品を、川上の山から川下需要者まで一気通貫の供給システムを構築した上、新規製造法の開発により、現実的価格で供給することを実現しました。
木質バイオマス発電等の需要に期待を寄せる林業界ですが、業界自立の基本において、まずは建築用材等の製材需要の安定・拡大が必要不可欠です。これに、社会的ニーズである木材の「品質を明確に保証する供給への取り組み」が功を奏するものと自負しております。
また、Jビームの製造法として開発した「丸太状熱処理と芯去り製材」手法は、今後の森林の高齢化により大径木へと成長する杉・桧の効果的な活用方法を提示するものであります。
球磨杉Jポスト・Jビームの供給開始に伴い、来る10月23日(木)に工務店・ビルダー様対象の「自然素材の住宅セミナー」を、11月6日(木)には識者を招き記念講演会を開催します。(別途資料御参照)
当協議会の新商品供給事業が、ユーザーの皆様に明確な安全・安心を提供し、国産材への信頼を獲得して、ストック型社会への移行に寄与すること、森林・林業の分野に一石を投じ、持続可能な循環型社会の形成に幾ばくかの貢献が出来ることを望みます。
当該事業は、経産省と農水省が共管する平成26年度 農商工連携事業の認定を受けて推進しています。