2014.11.02

国産材品質表示推進協議会：SSDプロジェクトは、この秋から国産無垢材のJAS機械等級区分製材として「球磨杉Jポスト＆球磨杉Jビーム」の供給を開始します。

これを記念してSSDプロジェクトでは、各分野の専門家を招いて講演会を開催します。木材乾燥の権威であるK’s木材研究所所長で元秋田県立大学教授の小林好紀氏に、球磨杉Jビームの根幹的技術である「丸太状熱処理と芯去り製材」に関して、木材物理の観点から解説頂き、木構造の分野からは東京大学生産技術研究所教授：腰原幹雄氏に、木構造設計の第一人者が望む国産木材の姿についてお話し頂きます。

これと併せて「球磨杉Jポスト＆球磨杉Jビーム」の展示を行い、実物を見て触れて頂きます。木材や建築の関係者に関わらず、御興味の有る方のご参加を御待ちしております。

尚、当講演会はCPD認定制度セミナーとして開催する予定です。CPDカードをお持ちの方は、当日CPD登録番号をご記入頂きますので、カードをご持参頂きますように御願い致します。

▷▷▷建築士会CPD制度の概要

誠に勝手ながら、受講頂く人数に制限があります(２００名様)。講演の受講を希望される方は右下の問合せフォームから御申し込み頂きますように宜しく御願いいたします。

「球磨杉Jポスト＆球磨杉Jビーム」供給開始記念講演会

日　時　：　2014年11月6日（木）　13:00〜17:00

場　所　：　大阪西梅田　毎日新聞インテシオ4階   (下記案内図ご参照）

13:00　開 場　  

「球磨杉Jポスト＆球磨杉Jビーム」展示

 

14:00　開 演

御挨拶

中村暢秀　   SSDプロジェクト会長、(株)紅中代表取締役、大阪府木連会長

鶴田正巳       熊本県球磨郡湯前町 町長 (木材産地代表）

 

14:30　講 演　  

小林好紀氏    K’s木材研究所所長、京都大学農学博士、元秋田県立大学教授

木材物理から紐解く「丸太状熱処理と芯去り製材」

15:15　休 憩

15:30　講 演　　

腰原幹雄氏    東京大学生産技術研究所教授、NPO team Timberize理事長

「設計者の使いたい木」

16:30　講演会終了

17:00　閉 会

受講頂くについて、参加費は無料とさせて頂きますが、御名刺のご提出を頂くかご記帳を御願い致します。記念品として、産地(熊本県上球磨)地域の林業を親子３代に渡って支えてきた地元の鍛冶屋さんが制作したペーパーナイフを球磨杉の箱に入れて差し上げます。今では山仕事のための鎌(造林鎌等)を特注で鍛えたり、研ぎを行う職人さんは極僅かにしかおられません。ステンレス製ではありますが、地元の鍛冶屋さん(上米良鍛冶屋)の大将が一本ずつ研ぎ上げた一品です。

 

 

 

会場案内図