11月より、SSD球磨杉Jポスト(JAS機械等級区分規格の芯さり製材柱角)の供給を開始します。
2017.11.02
SSDプロジェクトでは、JAS機械等級区分構造用製材規格の杉芯去り製材柱角を、11月から販売供給を開始します。
四方柾にて芯去り製材されるこの製品は、当方が開発しウッドデザイン賞2016を受賞した新規製造法を用いて造られる杉柱角で、南九州地区において需要薄にある杉原木丸太大径部位を、構造用材の芯去り製材手法にて有効活用を図り、山元への還元と産地地域活性化貢献を目論む製材製品です。
SSD球磨杉Jポストは、元玉大径部位からの芯去り製材効用である節・干割れ抑制、中温域乾燥による良好な色艶などの高意匠性を備えた上に、JAS機械等級区分構造用製材規格に基づき、品質基準をE-70以上・SD-20以下に定めて品質保証供給いたします。
さらにこのSSD製造法は、かかるエネルギーの大半を木質バイオマス:場内発生の端材・木屑で賄い、カーボンニュートラルにて圧倒的な低炭素低炭素製造法になっています。同時にこの事は、需要薄部位活用と併せて、製造コスト抑制効果を発揮し、付加価値製材品ながらも、一般KD材と遜色ない現実的価格を実現しました。
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