2016.02.26

SSD球磨杉を主体として建設された木造福祉施設の完成見学会を開催します。

見学を希望される方は、問い合わせメールからご連絡ください。

案内パンフ PDF▷▷▷桜の園 完成見学会案内

多機能型事業所:桜の園(木造福祉施設) 完成見学会

3月8日（火）13:30~17:00

この度、大阪府守口市内にて「木造福祉施設：桜の園」の完成見学会を開催いたします。

国産JAS機械等級区分製材を主として用いた金物接合工法併用の木造軸組構造で、一部に大阪府産杉材を使用する事例です。また、熊本県産球磨杉を燃え代設計による大型製材品にて採用し、施設等の防耐火措置における無垢材の化粧現し工法を実現しました。これを機に大阪府内における国産材を活用した施設木造化への取り組みを御認知頂きたく、御案内申し上げます。

 

主 催：国産材品質表示推進協議会：SSDプロジェクト(株式会社紅中)

後 援：熊本県球磨郡湯前町産業振興課

協 力：社会福祉法人路交館 有限会社ものづくり伊東設計工房 太平建設工業株式会社

 

日 時：2016年３月８日（火）13:30~17:00

会 場：大阪府守口市 路交館桜の園建設現場

守口市八雲北町3丁目262番 守口市水道局浄水所隣

京阪守口市駅：京阪バス1番系統「八番」下車

　会場に駐車場はございません。また近隣パーキングには限りが有ります。公共交通機関御利用をお願い致します。

 

建 築 概 要

用　途：障がい者福祉施設 多機能型事業所

構　造：木 造 2階建て

防火地域等の区分：準防火地域

建築延べ面積：897.10㎡（約 272 坪）

事業者：社会福祉法人 路 交 館

設　計：有限会社ものづくり 伊東設計工房

施　工：太平建設工業株式会社

 

 

 

 

 

 

　燃え代設計の大型製材を始めとする国産製材品を、JAS機械等級区分製材規格にて構造計算に反映させた「準耐火・軸組み木造」の中規模施設案件です。長スパン箇所へのたわみ抑制や水平構面段差に方杖による地震力伝達などの設計工夫を施しています。他工法との比較において、環境面は当然ながら、既存技術を積極的に活用する事で工期及び建設コスト等にも優位性を確保した事例です。外壁にはノンケミカルの高耐久材：サーモ処理杉板貼りを施して国産材活用の活用範囲を拡げ、構造用の杉梁桁材には、2015年ウッドデザイン賞を受賞した、下記「SSD球磨杉Jビーム」を活用しています。