熱処理丸太から製材した板材と無処理丸太からの板材の天然乾燥における含水率変化と収縮の比較試験
当方のSSD製造法を用いて、スギ大径丸太からディメンションランバー(204材)を採取する想定で、製材後の天然乾燥時における熱処理丸太と無処理丸太の含水率変化の経緯と、それに伴う曲がりや収縮の形状変化を比較する実験を行なっている。現状は実験の途中であるが、2ヶ月弱の桟積み天然乾燥にて熱処理丸太からの製材品がディメンションランバー品質基準の含水率19%以下(平均値)をクリアしたことにより、途中経過をここに記す。なお、無処理丸太からの製材品においては天乾開始から3ヶ月弱を経た現在、含水率20%以下にも到達していない。