2012.04.26 内装工事:現し天井Ⅱ
面剛性を求められない水平天井の現し部分には、杉板の木口スリット材を使用しています。京都大学生存圏研究所の河合教授の研究成果である杉の空気浄化作用を用いて、大阪府木連が中心に製品化開発を行ったものです。浄化作用を効果的に活用する為の木口面積確保を、スリット加工する事により獲得しています。
 当該建物の、自然素材活用の良質な住環境確保を追求した、一つの解答でありながら、スリット加工による、独特な「木の風合い」を得る事が出来ました。