ヒートアイランドの防止効果などが期待される「緑のカーテン」の普及を、自治体が支援する動きが全国的に広がっている。国土交通省の調査によると、2011年度に全国の約8割の都道府県内で「緑のカーテン」への取り組みが実施されており、うち政令指定都市については9割が実施していることが分かった。
「緑のカーテン」へ取り組む地方公共団体の数は231団体。最も多い取り組みは、公共施設への設置で184団体が実施。続いて資材支援が131団体で続き、ほかにもパンフレット・ホームページの開設116団体、コンテストの開催82団体、講習会などの開催80団体など。
新建ハウジング2012年5月2日号掲載記事転載